「オイルエレメント交換は必要ない」ってホント?交換しないとどうなるか徹底解説!
「オイルエレメント交換は必要ない」という言葉を耳にしたことはありませんか?
確かに、エンジンオイル交換と比べると、オイルエレメント交換は頻繁に行うイメージがないかもしれません。しかし、本当に交換しなくても大丈夫なのでしょうか?
この記事では、「オイルエレメント交換 必要 ない」という疑問にお答えするため、オイルエレメントの役割から、交換しないとどうなるのかまでを分かりやすく解説していきます。
そもそも「オイルエレメント」って何?どんな役割があるの?
「オイルエレメント」は、別名「オイルフィルター」とも呼ばれ、エンジンオイルの中の不純物を取り除くためのろ過フィルターです。
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や冷却、清浄など、たくさんの大切な役割を担っています。しかし、エンジンが動いていると、金属の摩耗粉や燃えカス、スラッジなどの小さなゴミが発生し、オイルの中に混じってしまいます。
このゴミをそのままにしておくと、オイルの性能が落ちてしまい、最悪の場合、エンジンの故障につながることも。
そうならないように、オイルエレメントがエンジンオイルをろ過して、キレイな状態に保ってくれているのです。
まさに、エンジンにとっての「腎臓」のような存在と言えますね!
オイルエレメント交換は「必要ない」って本当?交換しないとどうなる?
結論から言うと、オイルエレメント交換は必要です!
「オイルエレメントを交換しないとどうなるの?」という疑問にお答えすると、以下のようなリスクが発生します。
1. ろ過機能の低下
オイルエレメントも使い続けると、だんだんゴミで目詰まりしてしまいます。目詰まりすると、ろ過機能が十分に働かなくなり、ゴミを含んだままの汚れたオイルがエンジン内部を循環することになります。
そうなると、オイル本来の性能が発揮できなくなり、エンジンの寿命を縮めてしまう原因になります。
2. エンジンオイルの劣化を早める
汚れたオイルがエンジン内部を循環することで、新しいエンジンオイルに交換してもすぐに汚れてしまい、劣化が早まります。結果的に、頻繁なオイル交換が必要になったり、エンジンの保護性能が十分に保てなくなったりします。
3. 最悪の場合、エンジントラブルの原因に
オイルエレメントが完全に目詰まりすると、エンジンオイルが全く循環しなくなり、エンジンの焼きつきなど重大なトラブルにつながる可能性があります。
オイルエレメントはどのくらいの頻度で交換すればいい?
「オイルエレメント 交換 頻度」は、一般的にはエンジンオイル交換2回に1回が目安とされています。
エンジンオイル交換の目安: 5,000km走行ごと、または6ヶ月に1回
オイルエレメント交換の目安: 10,000km走行ごと、または1年に1回
ただし、車の種類(軽自動車など)や乗り方によっても変わってきます。シビアコンディション(坂道や悪路を頻繁に走行する場合など)で使用している場合は、もう少し早めの交換を心がけるのが良いでしょう。
「オイルエレメントだけ交換」することも可能ですが、オイルも一緒に交換することで、よりエンジンの健康を保てます。
まとめ:オイルエレメント交換は必要不可欠なメンテナンスです!
「オイルエレメント交換 必要 ない」というのは、間違いです。大切な愛車を長く、快適に乗り続けるためには、オイルエレメントの定期的な交換は必要不可欠なメンテナンスです。
「自分でやるのは不安…」という方は、イエローハットやオートバックスなどのカー用品店に相談してみましょう。専門のスタッフがしっかり対応してくれるので安心です。
少しの手間とオイルエレメント交換費用で、エンジンの寿命を大きく伸ばすことができます。ぜひ、次回のオイル交換の際には、エレメントも一緒に交換して、愛車をいたわってあげてくださいね。