子供の自動車保険料が高すぎる!親の20等級を賢く引き継ぐ「裏ワザ」全手順
「子供が免許を取ったけれど、新規加入の保険料が高すぎて驚いた…」
「10代・20代の保険料、どうにかならないの?」
「親の20等級を譲れるって本当?手続きはどうすればいい?」
お子様が新しく車を運転し始める際、避けて通れないのが高額な自動車保険料の問題です。若年層は事故のリスクが高いと判断されるため、新規の6等級からスタートすると、年間で20万円を超えるような見積もりが出ることも珍しくありません。
しかし、ご安心ください。親が長年無事故で積み上げてきた**「20等級」という最強の資産を、合法的に子供へ譲る方法**があるのです。
この記事では、家族全体の保険料を劇的に抑えるための「等級引き継ぎ」や「中断証明書」を活用した裏ワザ、そして具体的なステップを徹底解説します。
1. なぜ親の20等級を譲るべきなのか?
自動車保険の等級制度には、**「同居の親族間であれば等級を引き継げる」**という非常に強力なルールがあります。
新規(6等級)の場合: 若年層割引が適用されず、保険料が非常に高い。
20等級の場合: 最大63%程度の割引が適用される(保険会社により異なる)。
例えば、親が20等級で子が新規6等級の場合、そのまま子が加入するよりも、親の20等級を子に譲り、親が新たに6等級で入り直す方が、世帯合計の支払額は圧倒的に安くなります。親は年齢条件(35歳以上など)が適用されるため、6等級から再スタートしても、子供の新規加入ほど高くならないからです。
2. 等級を引き継ぐための「絶対条件」
この裏ワザを使うには、いくつかクリアすべき条件があります。
① 「同居」していること
等級引き継ぎの最大のポイントは同居です。別居している未婚の子であっても、基本的には「同居」が条件となるケースが多いため、お子様が就職や進学で一人暮らしを始める**「前」**に手続きを完了させるのが鉄則です。
② 対象は「配偶者」または「同居の親族」
引き継ぎができる範囲は、記名被保険者の配偶者、または同居の親族(子、孫、兄弟など)に限られます。
3. 実践!20等級を引き継ぐ2つの主要ルート
状況に合わせて、最適な方法を選びましょう。
ルートA:車両入れ替えによる引き継ぎ(車を増やす場合)
新しくお子様用の車を購入した際に行う、最も一般的な方法です。
親の車と子の車を入れ替える: 親の保険契約の車両を「子の新車」に変更します。
記名被保険者を子に変更: 保険の対象者を親から子へ変更し、20等級を適用させます。
親は新規で加入: 元々親が乗っていた車に対して、親が新規(6等級や7等級)で保険に加入し直します。
ルートB:「中断証明書」を活用した引き継ぎ(親が運転をやめる場合)
親が車を手放すタイミングと、子が車に乗り始めるタイミングがズレている場合に有効です。
中断証明書を発行: 親が車を廃車・譲渡する際に、保険会社から「中断証明書」を発行してもらいます(最大10年間有効)。
子への適用: 子が車を購入した際、親の中断証明書を使って保険を契約します。これにより、親の旧等級(20等級など)が適用された状態でスタートできます。
4. 失敗しないための具体的な手順と注意点
手続きをスムーズに進めるためのステップをまとめました。
ステップ1:必要書類の準備
車検証(親の分・子の分)
免許証(子・親)
現在加入中の保険証券
ステップ2:保険会社へ連絡
「同居の子に等級を継承したい」と伝えます。ネット型保険(ダイレクト型)の場合は、Webマイページから手続きできることも多いですが、複雑なケースはカスタマーセンターに電話するのが確実です。
ステップ3:車両の「所有者」に注意
保険を引き継ぐ際、車の所有者が誰になっているかも重要です。基本的には「親」または「子」であれば問題ありませんが、ローン会社名義などの場合は別途確認が必要です。
注意ポイント: 別居してからでは手遅れです!
お子様が引っ越しをした後に「やっぱり等級を譲りたい」と思っても、原則として引き継ぎはできません。必ず**「住民票を移す前」**に手続きを行いましょう。
5. 等級引き継ぎ後の「落とし穴」を回避する
無事に20等級を譲った後も、以下の点に気を付けてください。
事故あり係数の確認: もし親が直近で事故を起こしており「事故あり期間」が残っている場合、そのマイナス要素も子に引き継がれてしまいます。
年齢条件の設定: 等級を譲っても、お子様の年齢に合わせた「年齢制限(全年齢対象や21歳以上など)」を正しく設定しないと、万が一の際に補償されません。
車両保険の有無: 20等級で安くなった分、高価な新車であれば車両保険を充実させるなど、補償内容のバランスを再検討しましょう。
6. まとめ:賢い親心で家計の固定費を最小化
自動車保険の等級は、いわば**「安全運転の歴史が生んだ貯金」**です。これを子供の新規加入という最もコストがかかるタイミングで活用することは、家族全体で見れば最強の節約術になります。
同居しているうちに手続きを行う。
車両入れ替えや中断証明書を状況に応じて使い分ける。
親は年齢条件割引を活かして、新規加入のコストを抑える。
このステップを踏むだけで、年間10万円以上の差が出ることも珍しくありません。お子様の新しい門出を、経済的な負担を減らして応援してあげましょう。