諦めかけていた私たちが妊娠できた理由:3つの行動と心の変化
「本当に妊娠できるのかな…」
「毎月、リセットするたびに、どうしようもなく落ち込んでしまう…」
妊活を続けていると、そんな気持ちになることがありますよね。私たち夫婦も、まさに同じ経験をしてきました。
今回は、私たち夫婦が実際に妊娠できたときに行った、3つの行動と、それに伴う心の変化についてお話ししたいと思います。
1. 医療機関を変える勇気を持った
約1年間、地元のクリニックに通っていましたが、なかなか結果が出ませんでした。毎回の診察で、先生が「まぁ、大丈夫でしょう」と言うだけで、詳しい説明も検査もありませんでした。
このままでは前に進めないかもしれないと感じ、思い切って少し遠方の不妊治療専門クリニックを受診することにしました。
専門クリニックでは、これまでの経過を丁寧に聞いてくれた上で、ホルモン値や卵管の状態など、詳しい検査を提案してくれました。その結果、原因の一つが判明し、私たちに合った治療プランを立てることができました。
【心の変化】
「先生に任せておけば大丈夫」という受け身の姿勢から、「自分たちの体について、きちんと知る」という意識に変わりました。専門家と一緒に、前向きに治療を進められるという安心感が、精神的な負担を大きく減らしてくれました。
2. 食生活とサプリメントを見直した
「できることは何でもやろう」と思い、専門クリニックの栄養指導も受け、夫婦で食生活を見直しました。
特に意識したのは、以下の3つです。
PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)を意識する
葉酸、ビタミンD、亜鉛など、妊活に必要な栄養素を積極的に摂る
冷たい飲み物をやめて、体を温める
また、体質に合った漢方を処方してもらい、サプリメントも専門家のアドバイスを受けて変更しました。
【心の変化】
「どうせやっても意味ないかも…」という気持ちから、「食事や生活習慣を整えることで、妊娠しやすい体づくりを自分たちでできるんだ」という、ポジティブな気持ちに変わりました。
3. 「完璧な妊活」をやめた
これが最も大きな変化かもしれません。
それまでは、「毎日基礎体温を測らなきゃ」「アプリの予測通りにタイミングを取らなきゃ」と、妊活にがんじがらめになっていました。
しかし、毎月結果が出ないことに疲れてしまい、思い切って「完璧な妊活」をやめることにしました。
基礎体温は毎朝測るのではなく、気が向いた時に測る。
タイミングも、排卵日を気にしすぎず、夫婦の時間を楽しむことを優先する。
「今月は無理だったから、また来月頑張ろう」ではなく、「今月はゆっくり休めたから、また来月でいいや」と考える。
【心の変化】
「必ず結果を出さなきゃ」というプレッシャーから解放され、「夫婦でこの時間を楽しもう」という気持ちになれました。心に余裕が生まれると、夫婦の関係もより良いものになり、不思議と体の調子も良くなっていきました。
まとめ
私たちが妊娠できたのは、特別なことをしたからではありません。
「正しい知識を得て、前向きに取り組むこと」、そして何より、「心に余裕を持って、夫婦で楽しく過ごすこと」が、私たちにとっての成功の鍵でした。
もし今、あなたが辛い気持ちを抱えているなら、まずは少しだけ肩の力を抜いてみませんか?
あなたの頑張りは、決して無駄ではありません。