人工授精当日の服装と持ち物|当日の流れと注意点
「いよいよ人工授精の日。何を着ていけばいいの?持ち物は何が必要?」
初めて人工授精に臨む方は、当日の服装や持ち物について、色々と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。当日の流れを事前に把握しておけば、心にゆとりを持って当日を迎えられます。
今回は、人工授精当日の服装や持ち物、そして当日の一般的な流れについて、詳しく解説していきます。
人工授精当日の服装
人工授精の処置は、子宮内に細いカテーテルを挿入して精子を注入するため、下半身を露出することになります。そのため、できるだけ着脱がしやすく、体を締め付けない服装を選ぶことが大切です。
おすすめの服装
スカートやワンピース: 最も着脱が簡単で、処置がスムーズに進みます。
ゆったりとしたパンツ: ウエストがゴムのものや、締め付けの少ない素材のパンツも良いでしょう。
ストールやカーディガン: 待合室や診察室が冷えている場合もあるので、体温調節ができる上着があると安心です。
体を締め付けるジーンズや、複雑なボタンやホックが多い服装は避けた方が良いでしょう。
人工授精当日の持ち物
当日、忘れずに持っていくべきものをチェックリスト形式でご紹介します。
必須の持ち物
診察券
保険証
精液(ご主人が持参する場合)
※持参方法は事前に病院で確認してください。
精液採取日の日付と時間をメモしたもの
あると便利なもの
現金
支払い方法によっては、現金のみの病院もあります。
体を温めるための靴下やブランケット
処置後に安静にする際、足元が冷えないように。
水分
処置前後に水分補給ができるように。
スマートフォンや本
待ち時間が生じる場合もあります。
ショーツとナプキン
処置後、少量出血する場合があります。
人工授精当日の流れ
当日の流れを事前に把握しておくことで、不安を和らげることができます。
1. 受付
診察券と保険証を提出し、受付を済ませます。精子を培養室に預ける場合もあります。
2. 精子の調整
ご主人の精液を、培養士が人工授精に適した状態に調整します。不純物を取り除き、運動率の良い精子だけを選別します。この作業には通常1時間から2時間ほどかかります。
3. 処置
いよいよ人工授精の処置です。医師が子宮内に細いカテーテルを挿入し、調整された精子を注入します。この処置自体は数分で終わることがほとんどです。痛みを感じることは少ないですが、違和感を覚える場合もあります。
4. 安静
処置後は、しばらく(約10〜15分)ベッドで安静にします。体を休めることで、精子が子宮内にとどまりやすくなると言われています。
5. 診察・会計
安静にした後、医師から簡単な説明を受け、最後に会計をして終了です。
まとめ
人工授精当日は、リラックスして臨むことが何よりも大切です。着脱しやすい服装で、必要な持ち物を事前に準備しておけば、心に余裕が生まれます。
当日の流れを把握し、ゆったりとした気持ちで過ごすことが、成功への第一歩と言えるでしょう。
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