社員食堂でもっと健康に!栄養バランスをチェックする方法とポイント
毎日のランチ、社員食堂で済ませている方は多いですよね。安くて手軽なのは嬉しいけれど、「栄養バランスは大丈夫かな…」と少し心配になることも。
今回は、社員食堂のメニューでも栄養バランスをしっかりチェックして、もっと健康的なランチを楽しむための方法とポイントをご紹介します。
なぜ社員食堂でも栄養バランスが大切なの?
社員食堂のメニューは、一般的にバランスを考慮して作られていますが、自分で選ぶ場合、どうしても好きなものばかりに偏りがちです。
例えば…
麺類や丼物ばかりで、野菜が不足している
揚げ物ばかりで、脂質の摂りすぎになっている
こうした食生活が続くと、栄養が偏り、体調を崩しやすくなったり、生活習慣病のリスクが高まることもあります。
栄養バランスをチェックする3つのポイント
社員食堂のメニューを選ぶ際、以下の3つのポイントを意識してみましょう。
1. 「主食・主菜・副菜」の3点セットを意識する
これは、バランスの良い食事の基本です。
主食(炭水化物): ご飯、パン、麺類など、体のエネルギー源となります。
主菜(タンパク質): 肉、魚、卵、大豆製品など、体を作るもとになります。
副菜(ビタミン・ミネラル): 野菜、きのこ、海藻など、体の調子を整えます。
日替わり定食は、この3点セットが揃っていることが多いので、まずは日替わりメニューをチェックしてみましょう。
2. 食材の「色」を意識する
メニューを選ぶ際、お皿の上をカラフルにすることを意識してみましょう。
赤・黄色: 肉、魚、トマト、パプリカ、卵など、主にタンパク質やビタミンC。
緑・白: ほうれん草、ブロッコリー、キャベツ、きのこなど、主にビタミンや食物繊維。
茶色・黒: ご飯、パン、キノコ、ひじき、わかめなど、主に炭水化物やミネラル。
さまざまな色の食材を組み合わせることで、自然と栄養素をバランスよく摂ることができます。
3. 「量」と「調理法」もチェックする
量:
ご飯は茶碗1杯分に留めるなど、量を調整してみましょう。
野菜は意識して多めに摂るように心がけましょう。
調理法:
揚げ物や炒め物ばかりではなく、煮物、蒸し物、和え物など、油をあまり使わない調理法のメニューも選んでみましょう。
具体的なメニューの組み合わせ例
〇定食の場合
良い例:
ご飯(主食)
焼き魚(主菜)
ほうれん草のおひたし(副菜)
具だくさんの味噌汁
避けた方が良い例:
ラーメン(主食・主菜)
チャーハン(主食)
餃子(主菜)
野菜がほとんどない
〇小鉢バイキング形式の場合
良い例:
ご飯
焼き魚(または鶏肉の煮物)
野菜の和え物
きのこのソテー
具だくさん味噌汁
この組み合わせなら、主食・主菜・副菜がしっかり摂れ、色々な食材から栄養を摂取できます。
まとめ
社員食堂でも、少し意識するだけで栄養バランスを整えることができます。
「主食・主菜・副菜」の3点セット
食材の「色」
「量」と「調理法」
これらのポイントを参考に、日々のランチをもっと健康的で、美味しく楽しんでみませんか?