初めての人工授精、不安?私の体験談と知っておきたいこと
「人工授精って、痛いのかな?」
「どんなことをするのか、流れが全く分からなくて不安…」
不妊治療を始めるにあたり、人工授精という言葉を耳にするものの、実際の体験談が気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、私が初めて人工授精を経験した時のことを、なるべく分かりやすく、具体的にご紹介します。
人工授精までの流れ:通院の頻度は?
私の場合は、自然な生理周期に合わせて人工授精を行うことになりました。
1. 排卵日を特定するための通院
タイミング: 生理が始まってから10日目頃
行ったこと: 病院に行き、超音波検査で卵胞の大きさをチェックしてもらいました。まだ小さかったので、2日後にまた来るように言われました。
2. 再診と人工授精の決定
タイミング: 2日後
行ったこと: 再び病院に行き、超音波検査をすると、卵胞が十分な大きさになっていました。医師から「今日、人工授精をしましょう」と言われ、その日の人工授精が決定しました。
この時点で、今日人工授精ができることを知って、少しドキドキしたのを覚えています。
人工授精当日の流れ:痛みは?
当日の流れは、精子を採取する場所によって少し違います。私の場合は、事前に自宅で採取し、病院に持っていく方法でした。
1. 精子の提出と洗浄
行ったこと: 病院の受付で精子が入った容器を提出しました。その後、精子の洗浄が始まります。この洗浄によって、活動性の高い精子だけを選別するそうです。
待ち時間: 洗浄には1時間半ほどかかり、その間は待合室で待ちました。
2. いよいよ人工授精
場所: 内診台に上がって行います。
行ったこと: 医師が細い管(カテーテル)を使い、洗浄した精子を子宮の奥に注入しました。
痛み: ほとんどありませんでした。 子宮がん検診のような、少し違和感がある程度です。痛みは、個人差があるそうですが、注射のような痛みは全くありません。
所要時間: 注入自体は、たったの数分で終わりました。
3. 注入後の休憩
行ったこと: 注入後、10分ほど内診台の上で安静にしました。その後は、特に安静にする必要はなく、普段通りの生活を送って大丈夫だと言われました。
経験して感じたこと
初めての人工授精は、未知のことで不安もありましたが、実際に体験してみると、想像していたよりもずっと簡単に、痛みもなく終わりました。
一番大変だったのは、排卵日に合わせて、急に仕事を休んだり、時間を調整したりすることでした。
もし、これから人工授精を考えている方がいらっしゃったら、一人で悩まず、まずは病院で相談してみることをおすすめします。
まとめ
通院頻度: 1周期あたり2〜3回程度
痛み: ほとんどない(個人差あり)
所要時間: 当日は2時間〜3時間程度
大切なこと: スケジュールの調整は必要ですが、それ以外は想像よりずっとスムーズに進むことが多いです。
この体験談が、少しでもあなたの不安を和らげるきっかけになれば嬉しいです。