【社保削減】給与天引きを合法的に減らす4つの方法!企業型DCと育休免除で賢く手取りを最大化するコツ
「額面給与は増えているのに、手取り額が全然増えない……」
「給与明細を見るたび、厚生年金や健康保険の天引き額に驚愕する」
そんな悩みを抱えている会社員の方は非常に多いです。実は、日本の社会保険料(厚生年金・健康保険・介護保険)の負担率は、ここ数十年の間にじわじわと上昇し続けており、今や「所得税」よりも家計を圧迫する最大の支出となっています。
しかし、社会保険料は税金と違って「節税」という概念が薄く、言われるがままに支払っている人がほとんど。実は、制度を正しく理解すれば、合法的に、かつ将来の保障を損なわずに手取りを最大化するルートが存在します。
今回は、厚生年金保険料などの「社会保険料」を賢く最適化し、銀行口座に残るお金を増やすための具体的な4つの対策を、親しみやすく徹底的に解説します!
1. 会社員最強の武器「企業型DC(選択制)」をフル活用する
まず真っ先に確認したいのが、勤務先の「企業型確定拠出年金(企業型DC)」の有無です。特に「選択制」を導入している企業なら、これは手取りアップの最強ツールになります。
なぜ企業型DCで社会保険料が下がるのか?
通常、給与として受け取ると、その全額に社会保険料がかかります。しかし、選択制DCを利用して「給与の一部を積み立て」に回すと、その掛金分は**「給与(報酬)」とみなされなくなります。**
普通に受け取った場合: 給与30万円 = 30万円に対して社会保険料がかかる
5万円をDCに回した場合: 給与25万円 = 25万円に対して社会保険料がかかる
このように、標準報酬月額の等級が下がることで、毎月の厚生年金保険料や健康保険料が劇的に安くなります。自分年金を作りながら、現在の手取りも増えるという「一石二鳥」の仕組みです。
2. 「育休免除制度」は最強のキャッシュフロー改善策
子育て世代にとって絶対に見逃せないのが、育児休業中の社会保険料免除制度です。
「支払っていない」のに「支払った」ことになる?
育休期間中は、本人負担分だけでなく、会社負担分も含めて社会保険料が全額免除されます。この制度のすごいところは、免除されている期間も「保険料を全額納付した」ものとして、将来の年金額に反映される点です。
さらに、最近の制度改正により、月末だけでなく「月内に2週間以上の育休」を取得した場合のボーナス保険料免除など、短期間の育休でもメリットを受けやすくなっています。夫婦で戦略的に育休を取得することは、子育ての時間を確保するだけでなく、世帯の手取りを最大化する賢い選択と言えます。
3. 「4月〜6月の残業」をコントロールして1年間の天引きを抑える
厚生年金の保険料は、毎月変動するわけではありません。1年に1回、**「4月・5月・6月の給与の平均」**によって、その年(9月から翌年8月まで)の1年分が固定されます。
算定基礎期間の重要性
もし、この3ヶ月間にたまたま残業が重なり、多くの残業代を受け取ってしまうと、その高い基準で1年間の保険料がロックされてしまいます。
賢い人の対策:
可能であれば、この時期の業務量を調整し、残業を最小限に抑えましょう。ここでの少しの意識が、年間を通じた手取り額に数万円〜十数万円の差を生むことになります。
4. 副業をしているなら「マイクロ法人」という選択肢
副業ブームの今、年収が高い人ほど検討したいのが「マイクロ法人の設立」です。
社会保険料を「最小」に固定する
個人事業主として稼ぎすぎると、国民健康保険料が上限(年間100万円以上になることも)まで跳ね上がります。そこで、自分一人の法人(マイクロ法人)を作り、そこから自分へ「少額の役員報酬」を支払う形にします。
法人側で社会保険(厚生年金・健康保険)に加入する
役員報酬を低く設定することで、社会保険料を最低ランクに抑える
個人事業の利益には社会保険料がかからない(税金のみ)
このスキームを組むことで、厚生年金の受給権を確保しつつ、世帯全体の社会保険料負担を劇的に減らすことが可能になります。
最後に:手取り最大化は「知っているか、知らないか」だけ
厚生年金の保険料や社会保険の仕組みは、一見複雑で敬遠したくなるものです。しかし、国が用意している制度や、計算のルールを正しく知るだけで、無理な節約をせずとも手元に残るお金は確実に増えます。
「会社に任せきり」を卒業して、自分から制度を活用する側に回りましょう。
今すぐチェックすべきこと
就業規則を確認: 自分の会社に「企業型DC」があるかチェック!
給与明細を確認: 自分の標準報酬月額が、あといくら下がれば保険料が安くなるか把握する。
ライフプランを立てる: 育休や副業のタイミングを、社会保険の観点からも考えてみる。
小さな知識の積み重ねが、数年後、数十年後の大きな資産の差になります。まずは今日から、自分の給与明細をじっくり眺めることから始めてみてください。
厚生年金の保険料が高いと感じる方へ。仕組みの正体と手取りを増やす賢い対策ガイド